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外部委託の場合、その事業や実際に行われた取引について、こちらが意図したものがスムーズに伝わることは稀です。自社用にカスタマイズした方が、タイムリーかつ正確な資料を出すことができますし、自身で資料を作成するので、内容の理解もしやすいのが特徴です。
一般に、外部委託をする場合、すぐに資料が欲しい場合でも、平均して1ヵ月程度かかってしまうことが多いと思われます。
会計業務で言うならば、3月の試算表を委託した場合だいたい5月頃に資料を受け取るという形です。会計資料を経営判断のツールと捉えるならば、4月初旬には形になっていてほしいものです。
また、時間が経ってしまうと記憶や内容があいまいになってしまうので、正確な資料を作成することが困難になります。
会社経営をしているのであれば、売上・経費を計算し、決算書・申告書を作成・提出して納税しなければなりません。
そのために会計処理は必須の作業です。決算書には、その会社が実行したこと、しなかったことが数字として表れます。
目標を持ち、計画を立て、実績と計画の差異を明らかにし、修正点を見つけ出すためにも資料は分かりやすくなければなりません。また、損益や前期比較、経営分析などの資料も各々の経営者が求める資料を作成しなければなりません。
決算書活用のためには、自社で見やすい、わかりやすい資料に加工できるということが必要です。
独立・創業したばかりの事業所の場合、コストはできるだけ抑えつつ、事業の成績もまめにチェックしたいというのが本音だと思われます。会計処理の量や内容が複雑ではない場合、毎月数時間を確保して会計処理の時間に当てれば、毎月の会計を外部に委託する経費はかかりません。また、規模が大きくなればなるほど、会計・財務部門を自社内に置き、スピーディーな意思決定ができる体制をとることが重要になってきます。そのためにも自計化は非常に有効な手段なのです。
自社で帳簿を付けていれば、会計内容について自然に理解度が深まります。税理士や会計士に単なる記帳代行をメイン業務として依頼するより、中味のチェックやより高度なアドバイスをメイン業務として依頼した方が費用対効果も高いですし、自社にとっても有益です。
当事務所では、IBEX出納帳という会計ソフトを推奨しております。
まず顧問契約をしていただいた関与先様には、会計ソフトを無償で提供し、帳簿の作成がスムーズにできるようにご指導いたします。
まず、顧問契約して頂いた段階で自計化の有無を確認します。会社で経理を行うかどうかの確認です。
契約の際に決めて頂いても、会社の成長に合わせて取り入れて頂いてもどちらでも構いません。
自計化が決まれば、こちらから貴社のパソコンに会計ソフトをメ-ルで送るので、ダウンロ-ドして頂きます。 その後こちらで作成した会計ソフト用の貴社デ-タを同じようにメ-ルで送信します。
全てのダウンロ-ドが完了すれば、貴社のパソコンで会計デ-タの入力が可能になります。
会計ソフトは最初に少し理解して頂くだけで、とても簡単に会計処理をすることができるようになります。
使い方で分からないことや、具体的にこれは経費にできるのか等の質問は電話で対応し、それ以上の指導が必要であれば訪問にて対応しています。
なんでもご相談ください。
自計化によって、会社の財政状況を常にチェックすることができます。
デ-タをメ-ルで送って頂くことで、こちらで入力内容の間違いの確認、そして修正を行います。
丸投げする場合に比べて圧倒的に効率がいいので、その分財務状況に関する細かいアドバイスや、税務署対策での連携がとてもスム-ズになります。