昨年9月、国税庁より平成28年分の民間給与実態調査が発表されました。

この調査の特徴は、従業員1人～5000人以上の事業所まで調査されており、
性別・年齢階層・勤続年数別・企業規模別等による給与所得者の分布が分かることです。

全体の平均給与は422万円

男女別では
男性521万円、女性280万円

雇用形態別では
正規487万円、非正規172万円

事業規模別で比較すると
10～29人では393万円（給与355万円・賞与38万円）
5000人以上では509万円（給与398万円・賞与111万円）
事業規模による平均給与の差は賞与によるところが大きいことが分かります。

最後に、業種別の平均給与では
「電気・ガス・熱供給・水道業」の769万円が最も高く
最も低い「宿泊業、飲食サ－ビス業」の234万円の3倍以上でした。