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【税理士が教える】独立や起業で成功する人の7つの共通点
当然ですが独立や起業にリスクが付き物で、なかなか誰でも気軽にできるようなものではありません。
起業はしたいけど、初めの一歩が踏み出せないでいる人も多いかと思います。
しかし、リスクがある反面、成功した場合は勤務時代とは比べ物にならない収入を得ることも可能になります。
税理士という仕事柄、今までたくさんの経営者の方とお仕事をしてきました。
もちろんその中には、廃業して辞めてしまった方もいれば、成功して収入が何倍何十倍になったという方もいらっしゃいます。
ビジネスにおいて「絶対成功する法則」などはありませんが、それでも、成功している経営者の方にはいくつかの共通点が存在します。
今回のブログでは、独立や起業で成功する人の共通点についてお話していきます。
それでは、独立や起業で成功する人の共通点を7つご紹介していきます。
自分がいくつ当てはまっているか是非チェックしてみてください。
1つ目の共通点は、計画的な資金繰りです。
経営者の中には、売上が少し出た途端に散財してしまうという人もいますが、これは失敗してしまう典型的な例として挙げられます。
成功する人は逆に、目先の利益にとらわれることなく、将来のことまで計画的に見越したうえで資金繰りを決定します。
なんでもかんでも貯金すればいいわけではありませんが、最低でも税金等の支払い分は見越してお金を使うことが大切です。
2つ目の共通点は、当たり前のことをきちんとしているということです。
当たり前のことを毎日積み重ねていけばそれだけ周りからの信頼を得ることができますが、少しサボってやらないとそれだけで一気に信頼が失われるきっかけにもなります。
独立や起業をすると、時間や約束を守るなどの社会人としての当たり前はもちろん、税金や保険の手続きといった経営者としての当たり前もきちんと行わなければいけません。
会社員時代とは違い、経営者はたくさんのことを全て自分の責任で行う必要があり、特に創業初期など慣れないうちは非常に大変です。
多少自分の時間を削ることは覚悟して、しっかりと当たり前を積み上げていくようにしましょう。
3つ目の共通点は、経営者自身の価値をしっかり理解しているということです。
自分の価値というのは「自分が何をすれば最も成果を上げることができるか」ということです。
創業初期であれば、経営者は本業に時間をかけることが一番です。
しかし、事業を経営するためには、本業以外にも営業や経理など様々な仕事をこなさなければいけません。
本業の時間を割いて1人でやるか、適材適所でお金を払って人に頼むか、コストを天秤にかけて最も成果が出る結果にすることが重要になります。
4つ目の共通点は、人のことを信頼するということです。
上記のその3のように、成果を最大化するためには「人の力」というのが必要になります。
そこで重要になるのが人を信頼することです。
従業員と信頼関係を築くことで離職率を下げることができたり、外注先と信頼関係を築くことで新しい取引先を紹介してもらえたり、信頼は会社にとってお金以上の大きな利益をもたらします。
信頼関係を築くためには、まず自分から相手を信頼できなければ始まりません。
もちろん見極めは必要ですが、経営者という立場になったらばずは自分から人のこと信頼するように心がけましょう。
5つ目の共通点は、素直に色んなことを吸収できるということです。
パナソニック創業者である松下幸之助も「素直な心になるために」という本を出しているように、素直というのは人間関係において重要になります。
人の意見や知識を素直に吸収することができれば、逆に周りの人からも助けてもらえるようにもなります。
余計なプライドや見栄は捨て、素直であり続けられるように心がけましょう。
6つ目の共通点は、競合他社と差別化できているということです。
様々なサービスや情報が蔓延する現代社会において、他との差別化というのはビジネスにおいて必須です。
成功をしている経営者の場合、他と差別化した独自の強みを見た人にも分かりやすく言語化できているのが特徴です。
差別化というのは簡単ではありませんが、お客のニーズを紐解くことで意外なものが強みに変わることがあるので、柔軟な発想を意識しつつ考えてみましょう。
7つ目の共通点は、商品やサービスをより良いものにしようと常に試行錯誤しているということです。
事業にある程度慣れてしまうと、ついつい現状維持のまま満足しがちになってしまいます。
しかし、経済が日々変化するように、ビジネスにおいても現状維持というのはありません。
向上し続けるか、ゆっくり衰退していくかの2つに1つです。
成功を続けるためには、今よりもっと良いものへと常に試行錯誤し挑戦し続けることが大切です。
続いて、成功する可能性を少しでも高めるためにできることについてお話します。
まず、思い立ったらできるだけ早く行動するようにしましょう。
何事も迷って頭で考えていることより、実際に行動して経験を積んだほうが圧倒的に成長が早くなります。
独立や起業においても、実際に経営者という立場になってみないと分からないことがたくさんあります。
それこそ、若いうちのほうが体力も行動力もありますし、しがらみも少ないうちのほうが挑戦するのに適した環境といえます。
また、「先行者優位」という言葉もあるように、ビジネスをやるうえで早い(速い)というのは大きなメリットになります。
独立や起業について誰かに話すと、必ずといっていいほど「失敗するからやめたほうがいい」と助言(?)されます。
では、"失敗"とはどんなことを指すのでしょうか?
これまで成功することについてお話してきましたが、実は最初の事業でそのまま成功したという人は稀です。
なんとなく始めた新しいサービスが偶然ヒットしたり、一度廃業して二度目の事業で成功したりと、あきらめず挑戦し続けた結果として成功するというのが普通です。
色んな名言としても言われるように、あきらめたら初めてそれが失敗になります。
時に辛いこと、苦しいこともあると思いますが、何度挫けても決してあきらめないということがなにより大切になります。
あきらめず挑戦し続けるためのリスクマネジメントとして、独立・起業した事業以外にも複数の財源を確保しておくと安心です。
貯金や保険などはもちろん、不動産や株による収入、結婚している場合は相手の収入など、生活のための財源が複数あることで仮に事業が廃業しても路頭に迷う可能性はかなり低くなります。
挑戦し続けるためには、時間と労力に加えどうしてもお金が必要になります。
実際に独立や起業をする前段階から、計画的な資金繰りというのを心がけていきましょう。
いかがだったでしょうか。
誰でも成功できる法則というのはありませんが、やはり成功している人にはそれなりの理由があります。
人それぞれきっかけは様々あると思いますが、せっかく自分でビジネスをするのなら成功に向けてあきらめず挑戦し続けてみましょう。
起業はしたいけど、初めの一歩が踏み出せないでいる人も多いかと思います。
しかし、リスクがある反面、成功した場合は勤務時代とは比べ物にならない収入を得ることも可能になります。
税理士という仕事柄、今までたくさんの経営者の方とお仕事をしてきました。
もちろんその中には、廃業して辞めてしまった方もいれば、成功して収入が何倍何十倍になったという方もいらっしゃいます。
ビジネスにおいて「絶対成功する法則」などはありませんが、それでも、成功している経営者の方にはいくつかの共通点が存在します。
今回のブログでは、独立や起業で成功する人の共通点についてお話していきます。
独立や起業で成功する人の7つの共通点
それでは、独立や起業で成功する人の共通点を7つご紹介していきます。
自分がいくつ当てはまっているか是非チェックしてみてください。
その1|計画的な資金繰り
1つ目の共通点は、計画的な資金繰りです。
経営者の中には、売上が少し出た途端に散財してしまうという人もいますが、これは失敗してしまう典型的な例として挙げられます。
成功する人は逆に、目先の利益にとらわれることなく、将来のことまで計画的に見越したうえで資金繰りを決定します。
なんでもかんでも貯金すればいいわけではありませんが、最低でも税金等の支払い分は見越してお金を使うことが大切です。
その2|当たり前のことをきちんとしている
2つ目の共通点は、当たり前のことをきちんとしているということです。
当たり前のことを毎日積み重ねていけばそれだけ周りからの信頼を得ることができますが、少しサボってやらないとそれだけで一気に信頼が失われるきっかけにもなります。
独立や起業をすると、時間や約束を守るなどの社会人としての当たり前はもちろん、税金や保険の手続きといった経営者としての当たり前もきちんと行わなければいけません。
会社員時代とは違い、経営者はたくさんのことを全て自分の責任で行う必要があり、特に創業初期など慣れないうちは非常に大変です。
多少自分の時間を削ることは覚悟して、しっかりと当たり前を積み上げていくようにしましょう。
その3|自分自身の価値を理解している
3つ目の共通点は、経営者自身の価値をしっかり理解しているということです。
自分の価値というのは「自分が何をすれば最も成果を上げることができるか」ということです。
創業初期であれば、経営者は本業に時間をかけることが一番です。
しかし、事業を経営するためには、本業以外にも営業や経理など様々な仕事をこなさなければいけません。
本業の時間を割いて1人でやるか、適材適所でお金を払って人に頼むか、コストを天秤にかけて最も成果が出る結果にすることが重要になります。
その4|人のことを信頼する
4つ目の共通点は、人のことを信頼するということです。
上記のその3のように、成果を最大化するためには「人の力」というのが必要になります。
そこで重要になるのが人を信頼することです。
従業員と信頼関係を築くことで離職率を下げることができたり、外注先と信頼関係を築くことで新しい取引先を紹介してもらえたり、信頼は会社にとってお金以上の大きな利益をもたらします。
信頼関係を築くためには、まず自分から相手を信頼できなければ始まりません。
もちろん見極めは必要ですが、経営者という立場になったらばずは自分から人のこと信頼するように心がけましょう。
その5|素直に色んなことを吸収できる
5つ目の共通点は、素直に色んなことを吸収できるということです。
パナソニック創業者である松下幸之助も「素直な心になるために」という本を出しているように、素直というのは人間関係において重要になります。
人の意見や知識を素直に吸収することができれば、逆に周りの人からも助けてもらえるようにもなります。
余計なプライドや見栄は捨て、素直であり続けられるように心がけましょう。
その6|競合他社と分かりやすく差別化できている
6つ目の共通点は、競合他社と差別化できているということです。
様々なサービスや情報が蔓延する現代社会において、他との差別化というのはビジネスにおいて必須です。
成功をしている経営者の場合、他と差別化した独自の強みを見た人にも分かりやすく言語化できているのが特徴です。
差別化というのは簡単ではありませんが、お客のニーズを紐解くことで意外なものが強みに変わることがあるので、柔軟な発想を意識しつつ考えてみましょう。
その7|より良いものにしようと常に試行錯誤
7つ目の共通点は、商品やサービスをより良いものにしようと常に試行錯誤しているということです。
事業にある程度慣れてしまうと、ついつい現状維持のまま満足しがちになってしまいます。
しかし、経済が日々変化するように、ビジネスにおいても現状維持というのはありません。
向上し続けるか、ゆっくり衰退していくかの2つに1つです。
成功を続けるためには、今よりもっと良いものへと常に試行錯誤し挑戦し続けることが大切です。
成功する可能性を高めるためにできること
続いて、成功する可能性を少しでも高めるためにできることについてお話します。
思い立ったらできるだけ早く行動する
まず、思い立ったらできるだけ早く行動するようにしましょう。
何事も迷って頭で考えていることより、実際に行動して経験を積んだほうが圧倒的に成長が早くなります。
独立や起業においても、実際に経営者という立場になってみないと分からないことがたくさんあります。
それこそ、若いうちのほうが体力も行動力もありますし、しがらみも少ないうちのほうが挑戦するのに適した環境といえます。
また、「先行者優位」という言葉もあるように、ビジネスをやるうえで早い(速い)というのは大きなメリットになります。
あきらめたら初めて失敗になる
独立や起業について誰かに話すと、必ずといっていいほど「失敗するからやめたほうがいい」と助言(?)されます。
では、"失敗"とはどんなことを指すのでしょうか?
これまで成功することについてお話してきましたが、実は最初の事業でそのまま成功したという人は稀です。
なんとなく始めた新しいサービスが偶然ヒットしたり、一度廃業して二度目の事業で成功したりと、あきらめず挑戦し続けた結果として成功するというのが普通です。
色んな名言としても言われるように、あきらめたら初めてそれが失敗になります。
時に辛いこと、苦しいこともあると思いますが、何度挫けても決してあきらめないということがなにより大切になります。
複数の財源を確保
あきらめず挑戦し続けるためのリスクマネジメントとして、独立・起業した事業以外にも複数の財源を確保しておくと安心です。
貯金や保険などはもちろん、不動産や株による収入、結婚している場合は相手の収入など、生活のための財源が複数あることで仮に事業が廃業しても路頭に迷う可能性はかなり低くなります。
挑戦し続けるためには、時間と労力に加えどうしてもお金が必要になります。
実際に独立や起業をする前段階から、計画的な資金繰りというのを心がけていきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
誰でも成功できる法則というのはありませんが、やはり成功している人にはそれなりの理由があります。
人それぞれきっかけは様々あると思いますが、せっかく自分でビジネスをするのなら成功に向けてあきらめず挑戦し続けてみましょう。